この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
大正13(1924)年12月24日に37年の生涯を閉じた、水戸市出身の洋画家・中村彝(つね)。その没後100年を記念し、茨城県近代美術館では前回展「中村彝の全貌」展(同館・愛媛県美術館・愛知県美術館の共催、2003~04年)から約20年ぶりに、大規模な個展を開催します。
若くして肺結核に冒され、絶えず死と隣り合わせにあった彝は、描くことへの欲求に突き動かされるかのように短い生涯を駆け抜けました。その画業は20年にも満たないものでしたが、「自己の行くべき眞の道」を求めて制作に全精力を傾けた彝の作品は現在に至るまで高く評価され、全国各地の美術館等に所蔵されています。
本展では画家の代表作をほぼ網羅し、重要文化財《エロシェンコ氏の像》(1920年、東京国立近代美術館蔵、期間限定展示)をはじめ、前回展(同館ほか、2003~04年)では出品がかなわなかった《巌》(1909年、皇居三の丸尚蔵館蔵)や、約半世紀ぶりに公開される作品など、約120点が一堂に会します。また、彝が多大な影響を受けたオーギュスト・ルノワールの《泉による女》(1914年、大原美術館蔵)が、彝の作品とあわせて展示される貴重な機会となります。同館のみの単独開催となる本展を、どうぞお見逃しなく。
◆ 中村彝略歴
1887(明治20)年、茨城県水戸市に生まれる。はじめ軍人を目指すが、胸部疾患に冒されて断念。療養の傍ら水彩画を描く中で絵の道を志し、白馬会や太平洋画会の画塾に通い、中原悌二郎ら美術家仲間と切磋琢磨しながら制作に励む。1909年、第3回文展に《巌》が初入選。以降も入選を重ね、新進洋画家として注目される。1911年、相馬愛蔵・黒光夫妻のすすめにより新宿・中村屋裏の画室に移り、夫妻の長女相馬俊子の肖像を描く。1916年、下落合にアトリエを新築、制作に励んだが、次第に肺結核の病が深刻化して床に伏すことが多くなった。1924(大正13)年12月24日、下落合で没。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2024年11月10日(日)〜2025年1月13日(月)
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|---|---|
| 会場 |
茨城県近代美術館
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| 住所 | 茨城県水戸市千波町東久保666-1 |
| 時間 |
9:30〜17:00
(最終入場時間 16:30)
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| 休館日 |
月曜日 ※ただし、12月29日(日)から1月1日(水)は休館、1月13日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,360円(1,240円) 満70歳以上 680円(620円) 高校生 1,130円(980円) 小中生 550円(420円)
|
| TEL | 029-243-5111 |
| URL | http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/ |
茨城県近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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