この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
平安時代に比叡山ではじまった天台宗は、弟子たちがその教義を深め、さらに平安以降一大教団となり全国に広がっていきました。本展では国宝・重要文化財を多く含む、仏像、絵画、書、工芸といった各地で守り継がれてきた宝物を一堂に集めて、紹介します。
また、本展に出品される彫刻には、各寺院で「秘仏」とされるお像も含まれます。数十年に一度しか公開されないお像や、これまで決して寺外には出なかったお像を拝見できるまたとない機会です。
◆ 最澄とは
伝教大師最澄は、真言宗を開いた弘法大師空海とならんで、中国に渡って仏教を学び、新しい平安仏教の一翼を担った名僧です。最澄の生涯は、あらゆる人々を救うという『法華経』の説く理想の世界を実現することに捧げられました。全国に『法華経』を収めた宝塔を建てる六所宝塔(ろくしょほうとう)、比叡山における大乗戒壇(だいじょうかいだん)の設立の構想などはいずれも、この理想を実現し、人々の幸せを祈るためのものでした。なかでも、出家者にしか許されなかったそれまでの受戒を、より開かれたものにした大乗戒壇の設立はきわめて革新的であり、日本の仏教に大きな影響を与えました。
◆ 天台宗とは
最澄が打ち立てた日本天台宗は、釈迦の教えの中でも『法華経』こそが完全円満な究極の教え(円教(えんぎょう))であるとした中国・隋時代の天台大師智顗(てんだいだいしちぎ)(538~598)の仏教理念のもと成立しました。そこに最澄が中国で学んだ密教・禅・大乗戒を加えた「円教・密教・禅・大乗戒」の四つの柱をもつ点が、日本天台宗の最大の特色です。すべてのものに仏になる素質があることを説く『法華経』の一乗思想を教えのいしずえとしながら、弟子たちによって多様に展開した教学は、その後、多くの祖師たちをはぐくむ母体となりました。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2021年10月12日(火)〜2021年11月21日(日) |
|---|---|
| 会場 |
東京国立博物館
|
| 展示室 | 東京国立博物館 平成館 |
| 住所 | 台東区上野公園13-9 |
| 時間 | 9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30) |
| 休館日 | 月曜日 |
| 観覧料 | 【前売日時指定券】 一般 2,100円 大学生 1,300円 高校生 900円 中学生以下 無料 ※ただし「日時指定券」を要予約 【当日券】 一般 2,200円 大学生 1,400円 高校生 1,000円 中学生以下 無料 ※ただし「日時指定券」を要予約 |
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル)(午前9時~午後8時/年中無休) |
| URL | https://saicho2021-2022.jp/ |
東京国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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