空間に線を引く-彫刻とデッサン展

平塚市美術館

  • 開催期間:2019年4月20日(土)〜2019年6月9日(日)
柳原義達《道標・鳩》1991 年、碧南市藤井達吉現代美術館蔵
柳原義達《道標・鳩》1972 年、三重県立美術館蔵
舟越直木《Drawing》1987 年、世田谷美術館蔵
舟越直木《作品》1986 年、世田谷美術館蔵
若林奮《ドローイング1997.07.17-8.23》1997 年、個人蔵
舟越桂《水に映る月蝕》2003 年、作家蔵 画像提供:西村画廊

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

彫刻家は素材に働きかけ、何もない空間に作品を表します。

彫刻を制作するにあたり、自身のイメージを定着させるためデッサンを描く場合があります。彼らが描いたデッサンは魅力に富んでおり、画家のデッサンにはない美しさがあります。この美しさはどこから来るのでしょうか。

おおむね画家の絵は、三次元を二次元で表現します。一方、彫刻家のデッサンは二次元から三次元を目指します。対象が空間にどのように働きかけるかということが、常に彫刻家の念頭にあるからです。

紙面は空間であり、いわば空間に線を引く感性です。これらの線は、対象の存在感、ものの粗密を表現しているように見えます。これを可能としているのは彫刻家の「手」(触覚)です。

彫刻家にとって、まず重要なのは触覚です。彫刻は視覚以前に触覚にうったえかける芸術です。彫刻家は触覚に導かれて作品を手がけます。彼らの手は描く以前に「触れる手」なのです。

このような手によって描かれたデッサンはおのずと画家によるものとは異なります。彫刻家は空間から対象をすくい出すかのように描きます。描くことがすなわち触れることであり、視覚と触覚の連動があります。

これが彫刻家のデッサンの特異な点です。そこには、画家のデッサンにはない様々な要素が見出せることでしょう。

本展はプロローグとして橋本平八から始め、具象、抽象の現代彫刻家19人のデッサンと、それに関連する彫刻を展示し、その魅力と創作の秘密に迫るものです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年4月20日(土)〜2019年6月9日(日)
会場 平塚市美術館 Google Map
住所 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
時間 9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※ただし休日の場合は開館し翌日休館
観覧料 一般 400円(320円)
高大生 200円(160円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
    ※各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1名は無料
    ※65歳以上で、平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金。年齢・住所を確認できるものを要提示
TEL0463-35-2111
URLhttp://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
割引券http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/info3.html

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