この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
紀元前221年、秦 (しん) 国の王・嬴政 (えいせい) は、中国大陸を初めて統一し、最初の皇帝「始皇帝」を名乗りました。始皇帝はみずからの巨大な陵墓を造らせ、そのほど近くに約8千体もの陶製の軍団「兵馬俑 (へいばよう)」を埋めさせました。
1974年に発見され、今なおつづく兵馬俑の発掘は、始皇帝の知られざる歴史を次々と明らかにし、新しい驚きをもたらしています。
本展は、最新の発掘成果を採り入れながら、始皇帝と秦王朝にまつわる貴重な文物を一堂に集めて紹介するものです。20世紀の考古学で最大の発見と謳われる兵馬俑のなかでも選りすぐりのものを揃えて、絶対権力者にふさわしい圧巻の造形美を示すとともに、始皇帝が地下を含む陵墓一帯に空前の規模で築き上げた「永遠なる世界」の実像に迫ります。
兵馬俑はほぼ等身大の作りで、ひとつずつ顔が違います。恐らく実在した将兵をひとりずつモデルにして作ったのでしょう。階級や役割の違いも形に表れています。例えば、兵馬俑の頭部は冠を載せたものと髷(まげ)を結ったものがあります。前者のほうが後者より総じて位が高かったと考えられます。
兵馬俑は粘土を焼いたやきものなので、バラバラに割れた状態で出土します。それらをつないで現在の姿に復元しているのですが、実は当初の姿と完全に同じではありません。例えば、兵馬俑はもともと武器を持っていました。
しかし、武器の大部分は、柄や弓が木製のため、長年土に埋まっているうちに朽ちてなくなっています。表面の彩色も保存が困難です。もともとは肌、髪、服などの各部に異なる色が塗られていました。
兵士や従者の人形「俑」を副葬する例は、始皇帝以前の秦国の墓にもあります。しかし、始皇帝の兵馬俑は大きさ、造形の面でほかの俑とあまりに違いが多く、異彩を放っています。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2015年10月27日(火)〜2016年2月21日(日) |
|---|---|
| 会場 |
東京国立博物館
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| 展示室 | 東京国立博物館 平成館 |
| 住所 | 台東区上野公園13-9 |
| 時間 |
9:30〜17:00
(最終入場時間 16:30)
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| 休館日 |
月曜日 ※ただし、2016年1月1日(金・祝)、1月12日(火)は休館 |
| 観覧料 | 一般 1600円(1400円/ 1300円)、大学生 1200円(1000円/900円)、高校生 900円(700円/600円)、中学生以下無料 ※ ( )内は20名以上の団体料金 ※ 障がい者とその介護者一名は無料です。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。
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| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | http://heibayou.jp/ |
東京国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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