有島武郎『生れ出づる悩み』出版100年記念
青春の苦悩と孤独を歓喜にかえた画家たち:木田金次郎展

府中市美術館

  • 開催期間:2018年7月21日(土)〜2018年9月2日(日)
《夏の岩内港》1960年【木田金次郎美術館蔵】
《ポプラ》1924年【木田金次郎美術館蔵】
《海》1936年【佐藤正広氏蔵】
《大火直後の岩内港》1954年【木田金次郎美術館蔵】
《茶津の断崖》1954年【北海道立近代美術館蔵】
《青い太陽》1955年【北海道立近代美術館蔵】
《菜の花畑》1956年【北海道銀行蔵】
《波》1956年【北海道銀行蔵】
《秋のモイワ》1961年【北海道立近代美術館蔵】
《バラ(絶筆)》1962年【木田金次郎美術館蔵】
《木田金次郎(晩年のアトリエで)》
《岩内郊外の安達牧場へ向かう有島武郎(左)と木田金次郎(右)》1922年

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

近代日本を代表する文学者のひとり、有島武郎(1878~1923)の小説『生れ出づる悩み』は、1918年に発表され今年で出版100年を迎えます。そこには、小説家「私」と青年画家「木本」の出会いと交流、そして互いが抱える創作の苦しみが綴られています。

この小説のモデルとなったのが、北海道の画家・木田金次郎(1893~1962)です。有島と木田は、1910年に札幌で出会い交流を重ねました。そして、有島は木田の姿に触発されて一編の小説をまとめ、一方、木田は有島から薫陶を受けながら絵画の道を進んでいきます。

木田は有島から、生まれ故郷であり地方の漁村である北海道・岩内で活動することを強く勧められました。1954年には、それまで描いた1500点あまりの作品を大火で失いますが、これ以降も同地で制作を続けます。にぎわう漁港や波しぶく岩場を、奔放な筆遣いと鮮烈な色彩でとらえた岩内の景色は、この地で過ごした木田だからこそ描きえたものでしょう。

この展覧会では、画家・木田金次郎の生涯を80点の作品によりたどります。さらに、小説家・有島武郎、『生れ出づる悩み』に触発された北海道の若手美術家、福井で炭焼きをしながら描き続けた孤高の画家・渡邉淳らの作品をあわせて紹介します。

苦悩と歓喜に彩られた、芸術家たちの創造の軌跡をご覧ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年7月21日(土)〜2018年9月2日(日)
会場 府中市美術館 Google Map
住所 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
時間 10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 700円(560円)
高校生・大学生 350円(280円)
小学生・中学生 150円(120円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料
    ※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」提示で無料
    ※『木田金次郎展』観覧料金で常設展も観覧できます
TEL050-5571-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

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