この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
18世紀のヨーロッパでは、それまで王侯貴族や聖職者など一部の限られた人びとのものであった芸術を、大衆のものにするという考えが急進的に発達し、スペインにおいては1819年に王立美術館としてプラド美術館が開館します。その大きな特徴は、徴用した作品ではなく、王室コレクションを中核として設立された点にあります。そのため、プラド美術館は世界中の全ての時代、国籍、流派、芸術運動などを網羅した百科全書的なものとは性格を異にし、独特のコレクションを有する個性豊かな美術館として発足しました。
このコレクションは、15世紀にカトリック両王がフランドル美術を愛好し、所蔵したことを起源とし、歴代の王たちはそれぞれの嗜好に合った画家を庇護し、また、作品を購入、蒐集していきました。
その後、1700年にスペイン・ハプスブルク王家の最後の王カルロス2世が崩御し、ブルボン王朝が樹立されると、本国フランスから画家が呼び寄せられるなど、嗜好に変化が表れます。このように、プラド美術館を生み出したのは、15世紀以降のスペインを統治した歴代国王の美術に対する情熱や、蒐集における個性的な嗜好でした。
プラド美術館は世界でも有数の美術館ですが、それは規模や収蔵品の多種性に由来するものではなく、コレクションに一貫して存在する美術への情熱によるもので、網羅性よりも濃密さにおいて秀でています。
そのコレクションは現在、約7600点の絵画、約1000点の彫刻、約4800点の版画、約8200点の素描、そして膨大な数の芸術作品・歴史にまつわる文書から成り、プラド美術館は世界でもっとも重要な美術館のひとつであり続けています。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2015年10月10日(土)〜2016年1月31日(日) |
|---|---|
| 会場 |
三菱一号館美術館
|
| 住所 | 東京都千代田区丸の内2-6-2 |
| 時間 |
10:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日 毎週月曜(但し、祝日・振替休日の場合と12月28日、1月25日は開館)12月31日、1月1日 |
| 観覧料 | 一般 1,700円 高校・大学生 1,000円 小中学生 無料 |
| TEL | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
| URL | http://mimt.jp/prado/ |
三菱一号館美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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